【新開拓】新ジャンルに挑戦したい人オススメ!外国の戯曲が面白い!

新ジャンルの小説に挑戦したい方へオススメ!

大学時代、英語劇部に入っていたこともあり、何冊もの戯曲を読み込んだ。

キャラクターのセリフと舞台指示しかないので、最初は読みにくいかもしれない。

しかし最小限の情報しかないことで、自分の想像が邪魔されず、自由に空想の世界を浮遊できる。

 

ハヤカワ演劇文庫より不朽の名作が多く日本語訳されている。

今回は手に取りやすい文庫本を紹介する。

 

【作品名:わが町  作者:ソートン・ワイルダー】

1938年にピューリッツァー賞を取った名作

結婚・身近な人の死等、誰もが人生で経験しうる出来事しか起きない。それ以上に特別なことは起きない。この一見平凡に見える生活・日常が大切であることをしみじみ感じさせる作品。

 

【作品名:セールスマンの死  作者:アーサー・ミラー】

1949年にピューリッツァー賞を取った名作

年老いたセールスマンが以前のような成績が納められず、基本的な生活もままならない。息子も自立できず、妻はこの状況に耐えるだけ。競争社会、親子間の希薄な関係、これに対する現実逃避に疑問を投げかけている作品。

この家族の問題を現代社会に置き換えたらどうか、考えさせられる作品である。

 

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